About

〜温故知新。街の記憶を語り継ぐ〜

2014年から、AOBA+ARTという地域のアートイベントを母体に、美しが丘中学校1、2年生の夏休みの宿題「わがまち新聞」「未来のわがまち新聞」とからめて、アーティスト谷山恭子が立ち上げた非営利の冊子形式のアートプロジェクト。2011年からはじめた”Lat/Long project ”がベースとなっています。 About → Lat/Long project 「私たちの日常に感謝し、いつもと変わりない日々を祝福するプロジェクト。」

コンセプト

毎年、園児から80代までを11名選び、「街のなかの好きな場所はどこですか?その理由をきかせてください」という質問ではじまるこのプロジェクトでは、語り手の名前のかわりに、緯度経度の座標を掲載し、ヒエラルキーをなくしてすべての場所と地域への想いが等しく尊く、この街の歴史をかたちづくっていることを表現しようとしています。

活動

公開形式で開催するインタビューで、答えにあがった場所の緯度経度の座標を調べ、その場所にまつわる個人的な思い出を、語り口調を活かした散文形式でまとめ、その場所の風景写真、緯度経度の座標とともに年1回冊子を発刊しています。

1970年代、新興住宅地として造成されたこの街は、独自のアイデンティティーをもち、今や3世代が住む、若い世代にとっての「故郷」となってきています。2017年より運営主体を地元住民にうつし、故郷へとかわりゆく”プロセス”を住民の声でつづる「町史」のプロジェクトへと発展。いまある環境はあたりまえにあるものではなく、住み手によって積み重ねられてきたことを知ることで、自分たちの街の未来を考えるきっかけとなります。まちづくりのスピリットをつないでいくために地域住民が中心となって、街の「昔」を語り継ぎ、「シビック・プライド」をはぐくみ、街の未来像を多世代みんなでえがきリードしていく場づくりを目指しています。

2014年から、1~6号までが発刊されています。

冊子をご希望の方はこちらまでご連絡ください。contact@machinohanashi.com

1冊寄付金500円+送料(180円)*2014年1号は完売。 冊子代金は全て「街のはなし」プロジェクトの活動費に使わせていただいております。

企画・文:谷山恭子

編集・写真:谷山恭子/藤井本子
校正:藤井本子、辺見真智子、伊藤賢子、谷幸子

ロゴ・冊子デザイン:永松大剛
印刷:藤原印刷

これまでのご協力
AOBA+ART (株)石塚計画デザイン事務所  美しが丘中学校 神奈川新聞 (株)古林療育技術研究所 さんかくBASE 3丁目カフェ 次世代郊外まちづくり 昭和調剤薬局 砂塚珈琲店 セントラル産業株式会社 たまプラーザテラス 中部自治会 東急電鉄アライエセンター 東急電鉄とくらく 東洋英和女学院附属かえで幼稚園 Blue Door Coffee まちなかbizあおば 横浜教育委員会 ROLLINS  WISE Living Lab
街のはなしサポーターの皆様

街のはなし実行委員会
小池秀岳 小松礼次郎 藤井本子 藤本孝 辺見真智子 松本茂 関哉子(敬称略)